バレーボールにおいて、サーブは試合展開を有利に進めていくために必要不可欠なプレーで、選手によっては一撃で得点を得ることもできます。また、近年は選手のパワーとテクニックが向上したこともあって強烈なサーブが放たれていますが、何種類あるのでしょうか。
そこで今回は、バレーボールのサーブは何種類あるのか、打ち方のコツなどを紹介します。
バレーボールのサーブは何種類あるの?
バレーボールのサーブは攻撃時の最初の一手となるもので、強力なものを放つことができれば相手の陣形を乱すことができます。ただ、強力なサーブはその分だけ難易度が高くなっているので、初心者が扱うのは難しいとされています。
では、バレーボールのサーブは何種類あるのでしょうか。
アンダーハンドサーブ
アンダーハンドサーブはバレーボール初心者が行なうことが多いサーブです。アンダーハンドサーブはトスの高さを腰くらいにし、腕を下から振り上げるように行なうので、リスクを最小限に留めたサーブとなります。
プロの世界ではアンダーハンドサーブは基本的に使われず、高校生年代などでサーブが苦手な選手が使用することが多いです。ただ、アンダーハンドサーブでも天井くらいの高さに打ち上げることで、ボールにスピードが加わったりするのでレシーブしにくくさせることができます。
サイドハンドサーブ
サイドハンドサーブはアンダーハンドサーブの1種と考えられていますが、腕を振り抜く角度に違いがあります。アンダーハンドサーブは下から腕を振っていましたが、サイドハンドサーブでは野球のバットをスイングさせる感覚で横から振り抜く動きをするのが特徴です。
そのため、サイドハンドサーブを行なうときはトスの位置は、体の正面ではなく、横にセットするように心掛けましょう。
また、サイドハンドサーブでしっかりと飛ばすためには、腕の力だけではなくて腰の回転を利用するイメージを持つことも重要です。
オーバーハンドサーブ
これまでのアンダーハンドサーブとサイドハンドサーブは、相手コートに入れることを重視したものでしたが、オーバーハンドサーブは威力のあるボールを打つことができます。
オーバーハンドサーブはトスを頭の少し上くらいまで上げ、頭上でインパクトできるように腕を振っていくサーブです。理想としては自身の頭よりも少し前でインパクトすることで、威力が出て、ネットを超えるような軌道を描くことができます。
ただ、上から下に振り下ろしているのでネットに引っかかるリスクがあるので、繰り返し練習を行なっていきましょう。
ジャンプサーブ
ジャンプサーブとはスパイクを打つ要領で、ジャンプをしながらオーバーハンドサーブを行なうというものです。
ジャンプサーブは世界のトップ選手でも使われることが多く、スピード・威力・コントロールを兼ね備えているサーブとなっています。ただ、威力が上がる分だけ狙いを定めるのは難しくなるので、注意しましょう。
ジャンプサーブを行なうときは、トスを少し前目にすることでインパクトしやすくなります。
フローターサーブ
フローターサーブはオーバーハンドサーブと同じで上から下に腕を振り抜く動きをしますが、ボールの軌道が大きく違うのが特徴です。
フローターサーブでは手のひらでボールの中心を押し出すようにインパクトすることが重要で、それによりサッカーで言う無回転ボールを打つことができるようになります。ただ、フローターサーブは回転をかけないようにすることが軌道に影響を与えるので、トスを一定にさせることが重要です。
ジャンプフローターサーブ
ジャンプフローターサーブは、上記で説明したフローターサーブにジャンプの動作を加えたものです。
ジャンプフローターサーブはジャンプをしているのでより威力・スピードのある無回転ボールを打つことができ、角度を付けることもできます。それにより、相手はレシーブをしにくくなるのですが、ジャンプしながらフローターサーブを打つのはかなり難易度が高いので、トスを一定にさせることと中心をインパクトすることを意識しましょう。
ドライブサーブ
ドライブサーブはフローターサーブとは対照的なサーブで、意図的に縦回転をかけて通常の軌道よりも落下しやすいのが特徴です。ドライブサーブは野球で言うとフォークボールのように落下する軌道を描くので、エンドラインを目掛けて放てばギリギリを狙うことができるのではないでしょうか。
ただ、ドライブサーブを打つためには全身を使ってボールに縦回転をさせることが重要です。
バレーボールのサーブの打ち方のコツも一挙紹介!
バレーボールのサーブは何種類もあり、様々な軌道を描くことができます。しかし、バレーボールのサーブは打ち方のコツなどをしっかりと理解していないと、狙いが定まらず、試合中に使うことができません。
そこで今回は、全てのサーブに共通する打ち方のコツを一挙に紹介していきたいと思います。
トスの安定性
バレーボールのサーブにおいて、最も重要なことはトスの安定性ではないでしょうか。
トスの高さや位置が常に一定であれば、その分だけボールを捉えやすくなり、中心をインパクトしやすくなります。
また、人によって打ちやすいと感じる部分が異なってくるので一概には言えませんが、オーバーハンド系のサーブであれば、トスの位置は頭の上くらいまで上げ、体よりも少し前目に設定するようにしましょう。
そうすることで力を入れやすくなり、インパクトもしやすくなります。
腰・体の回転
バレーボール初心者の場合、サーブをどうしても腕の力だけで打とうとしてしまう傾向がありますが、威力があって狙いを定めるためには腰などの体の回転を上手く利用することが重要です。
腰などの回転を利用するためにはバックスイングの動作時に肘を後ろに引くようにし、少し体をねじるようなイメージで行なうと全身の力を余すことなくボールに伝えることが出来ます。
ボールの中心を捉える
アンダーハンドサーブにしろ、ジャンプサーブでも、ボールの中心を捉えることができなければ、威力のあるボールを打つことはできません。ボールの中心を正確に捉えることができれば、そこまで力を入れなくても威力のあるサーブを打つことができます。
ボールの中心を捉えるためにはトスを一定にさせることも重要ですが、手のひらでボールを叩くことと焦らずに振り抜くことが重要です。
まとめ
今回はバレーボールのサーブは何種類あるのか、打ち方のコツなどを紹介しました。
バレーボールのサーブは強力なものもありますが、その分だけでコントロールが難しくなったりするので、まずは普通に立った状態などから行なうようにしましょう。
また、実際に練習などを行なうときは、ミニコーンなどを置いておくことでより精度の高いサーブを打てるようになるので試してみても良いかもしれませんね。
