バレーボールのスパイクは世界のトップクラスであれば、120km/hを記録することもあると言われるほど強力で、得点に繋がりやすいプレーです。ただ、スパイクにはいくつか種類があり、セッターは状況に応じてトスの速さや高さなどで使い分けているとされています。
そこで今回は、バレーボールのスパイクの種類や反則になる行為について紹介します。
バレーボール|スパイクの種類について!
一般的にバレーボールのスパイクというと、パワーと高さのある選手が思いっきり叩きつけているイメージがありますが、全ての選手がそういったことができるわけではないので様々な種類があるとされています。
また、強烈なスパイクを1種類しか打てない選手よりも、パワーが劣るが何パターンも有している柔軟な選手の方が手強かったり、攻略されにくいことが多いです。
では、バレーボールのスパイクの種類について詳しくみていきましょう。
オープンスパイク
オープンスパイクは初心者から世界のトップ選手まで幅広く使われているスパイクで、トスが高く上がっているので余裕を持って助走・ジャンプに入ることができます。オープンスパイクは助走などがしっかりと取れるので威力があって、狙ったところに打つことができますが、レシーブ側も陣形を整える時間があり、コースが分かりやすいというのがデメリットです。
なので、オープンスパイクはなるべくパワーなどがあるスパイカーで行なうようにしましょう。
バックアタック
後衛側にいる選手がアタックラインよりも後ろからスパイクを打つことをバックアタックと呼びます。バレーボールでは基本的にスパイクを打つ選手は前衛側であることが多いので、バックアタックを利用することで意表を突き、相手のブロックを崩すことが可能です。
ただ、バックアタックはネットから3m離れた位置からでしか行えないので、打つ選手には高い身体能力が求められます。
Aクイック
Aクイックはクイックスパイクの中で最もタイミングが速く、相手のブロックが整う前に攻撃をすることができます。
しかしAクイックをはじめとするクイックスパイクは、セッターとスパイカーの連携面が重要で少しでもタイミングがズレてしまうと失敗する可能性が高いです。
Bクイック
BクイックはAクイックよりもボールの軌道が長く、ネットと平行気味になっているのが特徴で、ミドルブロッカーだけではなくウイングスパイカーをも巻き込んで攻撃を行なうことが可能です。
そのため、BクイックはAクイックを囮にしてブロックを躱すことができますが、スパイカーとの連携面が必須となります。
Cクイック
Cクイックはセッターの背後にいる選手にバックトスでAクイックと同じ軌道のパスを出して打ってもらうスパイクです。
Cクイックも他のスパイカーを使うと見せかけて行なうプレーなので、ブロックを惑わすことができますが、セッターには高い技術力と上手さが求められます。
Dクイック
DクイックはBクイックのトスをセッターの背面に上げるプレーで、位置的にはオープンスパイクとCクイックの中間当たりなのでより攪乱させることが可能です。
Dクイックはセッターに高いスキルが求められ、正確な高さでないとミスが起きやすいプレーですが、よりブロックの枚数を減らすことができます。
セミクイック
セミクイックはオープンスパイクとAクイック、Cクイックの中間くらいのトスで打つスパイクで、通常のクイックよりも難易度が低いことからママさんバレーなどで使われることがあります。
ただ、難易度が下がる分だけ相手に読まれやすくなり、ブロックされる可能性があるので注意しましょう。
ストレートスパイク
ストレートスパイクはサイドラインと平行の軌道で放つスパイクで、ブロックの外側を通しやすいという特徴があります。ただ、ストレートスパイクは軌道が真っ直ぐなので、アウトになりやすいリスクがあるので、より精密なコントロールが必要です。
クロススパイク
クロススパイクはストレートスパイクとは対照的なスパイクで、コートをクロスするような軌道で放ちます。
クロススパイクは斜めに打つのでストレートスパイクよりもアウトにはなりづらいですが、何度も多用しているとコースがバレやすくなってしまうので注意しましょう。
インナースパイク
インナースパイクはクロススパイクよりも角度をつけたスパイクで、エンドラインではなくてアタックライン付近を目掛けて放たれます。
インナースパイクは相手のブロックを躱す有効な手段ではありますが、ネットに引っかかるリスクもあり、より精密なコントロールが必要です。
バックハンドスパイク
バックハンドスパイクは通常のスパイクを打つ体勢を取り、直前で体を反転させて打つスパイクのことです。バックハンドスパイクはいわゆる背面打ちのようなスパイクなので、威力こそないですが、タイミングをズラしてブロックを躱すことができます。
バレーボール|スパイクで反則になる行為とは?
バレーボールには様々なルールがあり、その中にはスパイクに関係してくるものもあります。
スパイクで反則を取られる行為を知らずにやっていると、せっかく得点しても無効になってしまうので勿体ないですよね。
それでは、バレーボールのスパイクで反則になる行為を詳しくみていきましょう。
バックアタックの反則
相手のブロックを惑わす有効な手段であるバックアタックですが、ある行為をしてしまうと反則となってしまいます。
バックアタックはセンターラインから3m離れて引かれているアタックラインを越えて行なうことは禁止されており、それに違反してしまうと相手のポイントになってしまうので注意しましょう。
ただ、ジャンプ後にアタックラインを越えてしまうのは問題ないので、しっかりとルールを覚えることが重要です。
タッチネット
バレーボールではスパイクなどを行なった際に、体の一部がネットに触れていたりすると、タッチネットが適用されてしまいます。また、タッチネットが適用されているのはネットだけではなく、アンテナも対象となっているので注意しましょう。
ただ、得点を決めた後にネットに触れてしまうのはインプレー中ではないので、反則にはなりません。
まとめ
今回はバレーボールのスパイクの種類や反則になる行為について紹介しました。
バレーボールのスパイクは何種類もあり、どういったプレーが選択されるかはセッターが瞬時に判断して行なわれます。ただ、セッターに選択肢を与えるためには、レシーブしてからすぐに攻撃参加することが重要なので、そういった意識を持っていきましょう。
