近年のバレーボール界には石川祐希選手・石川真佑選手や高橋藍選手などといったように実力と華やかさを兼ね備えている選手が増えてきています。それにより、バレーボールに興味を持つ人が増えてきていますが、各ポジションにはどういった役割などがあるのでしょうか。
そこで今回は、バレーボールのポジションの名前と役割について徹底解説します。
バレーボールのポジションの名前と役割とは?
地上波などで放送されているバレーボールは6人制となっていますが、6つのポジションがあるわけではありません。
基本的には、セッターとリベロ、オポジット、ミドルブロッカーが1人ずつ配置され、アウトサイドヒッターが2人いるというパターンが多いです。各ポジションには様々な役割が与えられており、チームによってはどういった選手が配置されているのかも変わってきます。
それでは、バレーボールのポジションの名前と役割を詳しくみていきましょう。
セッター
バレーボールについて詳しく知らない人でも、セッターという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
セッターは精密なパスで攻撃をコントロールする司令塔のような役割で、状況に応じてどの選手を使っていくのかという視野の広さや状況判断能力が求められます。
また、セッターは1試合を通じてどのようにしてゲームをコントロールしていくかはパスだけではなく、目線の動きや体の向きなども利用していくことが多いです。
また、セッターはいついかなる時も攻撃に繋がるパスやポジション取りをしていくことが求められます。
発想力なども必要なポジション
セッターは体勢が整っている選手やフリーになっている選手にパスを出せば良いというポジションではありません。レベルが高くなって行くにつれて、ブロックが完成するスピードは上がっていきますし、場合によっては1人の選手に防がれてしまうこともあります。
そういった状況を打破するのに必要となってくるのがセッターで、どんなシチュエーションでも正確なパスを出さなければなりませんし、意外性のある所にセットすることも求められます。
また、隙を突いてツーアタックをすることもあるので、そう言った部分に注目していきましょう。
アウトサイドヒッター
アウトサイドヒッターはチームのエースとも呼ばれているポジションで、スパイクで得点を取るだけではなく、サーブで相手から狙われることがあるので高いレシーブが必要となります。
しかし、アウトサイドヒッターはエースなので強烈な威力を放つスパイクや相手のブロックを躱せるような精密さ、ブロックアウトなどをできる器用さを兼ね備えていなければなりません。また、守備時にはサーブレシーブに参加していますが、そこからすぐに攻撃に参加する積極性、献身性も大切だとされています。
オールラウンダー性
アウトサイドヒッターは攻守で活躍することが求められるポジションということは分かりましたが、人・状況によってはセッターのような役割を求められることがあります。基本手Kにバレーボールでは2タッチ目がセッターになるようにしていますが、状況によってはそれが不可能なこともあります。そういった時に代わりの役目を果たすのがアウトサイドヒッターで、空中でフェイクセットを行なったりすることもあったり、ツーアタックをすることもあるそうです。
オポジット
アウトサイドヒッターはエースで攻守に躍動するポジションとされていますが、オポジットは攻撃に特化していることが特徴で、かつてはスーパーエースと呼ばれていた時代もありました。
オポジットのポジションは守備を免除されているので、求められるのは高い得点能力です。オポジットの選手は強烈なスパイクを打てるだけではなく、時速120km/hを超えるようなスパイクを打つことができる選手がいるとされています。
また、日本のチームではオポジットに日本人にはない高さとパワーを誇る外国人選手を置くことが多いです。
主砲と呼ばれる決定力
野球ではホームランを打つことができる4番などを主砲と呼びますが、バレーボールでもそう呼ばれることがあるのがオポジットというポジションです。
オポジットはチームの中でもトップクラスの決定力を誇り、サーブレシーブには参加しないという特徴があります。ただ、女子のチームではオポジットでもサーブレシーブに参加することがあり、そういった選手をユニバーサルと呼ぶようです。
ミドルブロッカー
ミドルブロッカーはポジション名からも分かるとおり、ブロックの要となるポジションで比較的大きい選手が主戦場としていることが多いです。また、ミドルブロッカーの選手は身長が大きいだけではなく、ワンステップで移動できたり、少しでも高いブロックを形成できるように手足の長さも重要となります。
また、ミドルブロッカーは守備の要でもありますが、アウトサイドヒッターやオポジットといった得点源となるポジションの選手が得点しやすいように囮になるような動きをすることも求められているようです。
攻撃にも参加
ミドルブロッカーは他の選手に得点を取らせる囮の役割を担っていますが、試合中にはセッターからのパスを早いタイミングで打つクイックで点を取ることもあります。
そのため、ミドルブロッカーにも攻守に渡ってプレーに絡む献身性が求められ、どのようなコースをブロックで塞いでいくのかを考えるインテリジェンスも重要です。
また、ミドルブロッカーは攻撃時にはリベロに代わって入ることも多いので、レシーブ力も必要とされています。
リベロ
リベロはレシーブでチームを支える守備職人とされるポジションで、他の選手とはユニフォームが違うので分かりやすいのではないでしょうか。ちなみに、リベロはバレーボールの歴史の中でも最も新しく作られたポジションだとされています。
リベロは高いレシーブ力が求められているので、それを可能にさせるために俊敏性や落下地点を読む力、ボールコントロール力が必要です。
また、リベロは守備の要の1人でもあるので、周囲に声掛けすることもあり、ポジショニングを支持します。
色々と制約がある
リベロは守備専門という特殊な役割を担っているポジションなので、自由に後退できたりしますが、攻撃時には様々な制約があります。
リベロはアタックすることやアタックラインを超えてオーバーハンドトスをすることが禁止されているようです。ただ、この制約以外のことは禁止されていないので、状況によってはセッターに代わってトスをすることもあります。
まとめ
今回はバレーボールのポジションの名前と役割について徹底解説しました。
バレーボールのポジションは1つ1つに様々な役割があり、やや覚えるのが難しいかもしれませんが、選手の名前やプレーと一緒に記憶していくと良いかもしれません。
また、実際に試合を観るのも良いですし、『ハイキュー!!』のような漫画を読んで覚えていくのも良いのではないでしょうか。
